菊水

きくすい
菊水
「遠野ジンギスカン」(1人前1,500円・税別)。赤身の旨みと脂身の甘みを楽しめる肩ロースはミディアムに焼くのがおいしく食べるコツ。※写真は2人前。
風情あふれる横丁で味わう
ジューシーな遠野ジンギスカン
 昭和の風情を色濃く残す東一市場に店を構える『菊水』は、焼きとり、ではなく焼きとんが看板の店。1993年、日本料理の経験を積んだ店主・加藤 勇さんが店を開くにあたって、祖父母が創業した盛岡の老舗『菊水』から技と味を受け継いだ。
 焼きとんと同様に開店当初から提供しているのが「遠野ジンギスカン」。加藤さんは遠野出身の奥さんと食べたジンギスカンのおいしさに感動。こんなにおいしいなら店で出さないわけにいかないとメニューに載せることを決めた。
 遠野ジンギスカンの歴史は、ジンギスカン専門店『あんべ』の創業者、安部梅吉が従軍中の満州で食べた羊肉料理のおいしさを忘れられず、帰国後に精肉店兼食堂を開業。昭和30年頃からジンギスカンの提供を始めたことがはじまりだ。漬けタレではなく、焼いてからタレにつけて食べるのが遠野スタイルで、屋外では穴の空いたブリキのバケツに燃料を入れ、ジンギスカン鍋を載せて焼くバケツジンギスカンが浸透しているという。
 店で提供するのは、『あんべ』から直送されるラム肉。「新鮮なだけでもダメ。熟成加減がいい」と仕入れる肩ロースは適度な脂身があり、焼いた後も柔らかくてジューシー。あんべ特製タレはさっぱりとした甘辛さで食べ飽きせず、ラム肉のおいしさを余すことなく堪能できる。ラム肉をちょっと食べたいという時は「生ラム炭火焼き」もおすすめ。ジンギスカンと同じ肩ロースだが、炭火の香ばしさが肉の旨みを引き立たせ、酒がすすむこと請け合いだ。
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    炭火の香ばしさが食欲をそそる「生ラム炭火焼き」(700円・税別)。あんべ特製タレと藻塩が添えられる。
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    日本酒は東北の銘柄を揃える。岩手県・月の輪酒造店の「月の輪 大辛口純米」はジンギスカンとの相性も抜群。
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    暖簾の先に広がる気取らない佇まいこそ横丁の魅力。1階はカウンター席、2階に座敷がある。

まだまだ伝えたい
遠野の魅力

顔写真
遠野はホップの一大産地。キリン「一番搾り とれたてホップ」の原料に使われるほか、市内にクラフトビール醸造所があり、遠野産ホップを使ったクラフトビールを味わえます。春~秋にかけては渓流釣りを楽しむのもおすすめです。(店主/加藤 勇さん)
住所 仙台市青葉区一番町4-7-6(東一市場内)
電話番号022-213-7859
営業時間17:30~23:00
定休日日曜
駐車場なし
席数23席(通常は30席)
目安4,000円
カード不可
喫煙喫煙可

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