鮪菜酒酎 てなんご

てなんご
鮪菜酒酎 てなんご
親方の熟練の技が冴える「まぐろレアカツ」(850円)。タルタルの浅漬けは発酵が進み酸味が出てきても、マグロの酸と響き合って旨みを奏でる。同店の看板メニューの1つだ。
目利きが極めたマグロの
新たな味わいに出会う
2019年には新年恒例の初セリで3億円を超える価格で落札された大間の本マグロ。
三陸東沖で獲れ、「鮮度・色つや・脂のり・旨み」が最高級のメバチマグロにしか認定されないブランドマグロ「三陸塩竈ひがしもの」。
東北の海には他では味わえないマグロが息づいている。
そんな極上のマグロのセリを統括する荷受人として長年にわたり、つぶさに目利きをしてきたのが『てなんご』の店主、小野寺正幸さんだ。
店名に「鮪菜」とある通り、マグロを素材とする様々な料理を満喫することができる。
様々な種や部位、その日の選りすぐりだけを寄せた「まぐろお刺身盛り合わせ」や「まぐろのカマ焼き」といった定番の一皿も、それぞれのマグロの特徴ある美味しさに精通している親方だからこその味わいだ。
さらに、親方の技量が冴えるのが独自の工夫を凝らした一皿。
使うマグロは仕入れ状況によって異なるが、サクのまま衣をつけてサッと揚げる「まぐろレアカツ」は中心のレア部分が何とも美味。
浅漬けを使ったタルタルソースで食すと、これまで味わったことのない美味しさの高嶺へといざなってくれる。
クリームチーズとわさび、大葉を挟んで揚げた「まぐろワサビ揚」では主役のマグロの格別なな旨みを体感できる。
そんなマグロと並び、同店の両翼を成すのが肥沃な大地が広がる仙台市若林区の六丁の目の萱場農場から届く野菜と米。
かつてはブレンド米のバランサーだったミルキークイーンも、精米したてを土鍋で炊けば、もちもちの食感と共に驚くほどの甘みを感じることができる。
手塩にかける、という意味を持つ『てなんご』の親方が織りなす新たな味わいに感動を覚えることだろう。
  • 鮪菜酒酎 てなんご 画像01
    「ミルキークイーンの土鍋で白米」(1合・550円)。仙台味噌と梅肉。塩竈の藻塩、卵とともに、優しくほっこりする味わいを満喫してほしい。
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    炒めたベーコンの旨みと醤油、酢で和えたほうれん草が絶妙な味わいの「仙台ほうれん草とベーコンのサラダ」。シンプルゆえにえぐみのない旨みを楽しめる。
  • 鮪菜酒酎 てなんご 画像03
    和情緒に彩られた店内には障子や壁、暖簾で仕切られた5つの半個室が入り込んでいる。都心の喧騒を離れ、しばしの静寂を楽しんでほしい。

まだまだ伝えたい
宮城の魅力

顔写真
知っていると思っている食材でも、様々なアレンジを加えることで、新たな美味しさに出会うことができます。ぜひ、みちのくでまだ知らない未知の味を楽しんでください(店主/小野寺正幸さん)
住所 宮城県仙台市青葉区国分町2-12-12
電話番号022-222-3033
営業時間17:00~翌1:00(LO24:00)
定休日日曜、祝日
駐車場なし
目安4,000円〜5,000円
カード
https://twitter.com/tenango33

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